「このバス、◯◯へ行きますか?」路線図なしでバスに乗る

旅行韓国語

「このバス、◯◯へ行きますか?」路線図なしでバスに乗る

「このバス、◯◯へ行きますか?」路線図なしでバスに乗る
韓国のバス停。路線図は複雑ですが、番号と行き先を確認するのが基本です。
ソウルのバスって、路線が多くて難しそうですよね。でも、運転手さんに一言尋ねるだけで、意外と簡単に行きたい場所へ行けるんですよ。このレッスンでは、バス停で使える一番大事なフレーズを練習します。さあ、お茶でも飲みながら、一緒にやってみましょうか。

このレッスンでできるようになること

  • バスの運転手に行き先を尋ねられるようになる
  • 乗車・降車時のカードタッチのタイミングがわかる
  • 「乗り換えです」と伝えられるようになる
高先生のひとこと
バスの運転手さんって、ちょっと怖そうなイメージがありますか?(笑)でも、意外と親切に教えてくれる方が多いんですよ。ただ、運転中なので、なるべく簡潔に尋ねるのがポイントです。生徒さんを見ていると、つい丁寧にしすぎて長く話そうとしてしまうのですが、一言「◯◯ 가요?」で十分伝わりますから、安心してくださいね。

今日のシーン

ソウルのバス停。弘大入口駅へ行きたい旅行者(B)が、ちょうど来たバスの運転手(A)に尋ねる。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

旅行者: 저기요, 이 버스 홍대입구역 가요?
あの、このバス、弘大入口駅に行きますか?

運転手: 네, 타세요.
はい、乗ってください。

旅行者: 감사합니다.
ありがとうございます。

運転手: (삑 소리) 환승입니다.
(ピッという音)乗り換えです。
カードリーダーの音声

旅行者: 아, 네.
あ、はい。

運転手: 안쪽으로 들어가세요.
奥へどうぞ。

旅行者: 네. 다음 정류장에서 내릴 거예요.
はい。次の停留所で降ります。

運転手: 내릴 때 벨 누르세요.
降りる時、ブザーを押してくださいね。

旅行者: 알겠습니다.
わかりました。

しくみ

今日の会話、いかがでしたか?旅行者が使ったのは「이 버스 홍대입구역 가요?」という、とてもシンプルな一言でしたね。これが、路線図が読めなくてもバスを乗りこなすための魔法の言葉です。「이 버스(このバス)」+「目的地」+「가요?(行きますか?)」という組み立てです。文法的には目的地に助詞の「에」をつけて「홍대입구역에 가요?」とするのが正しいのですが、会話では省略することがほとんど。バスを指差しながら「홍대입구역 가요?」だけでも、十分に気持ちは伝わりますよ。

運転手さんの答えは、だいたい決まっています。「네, 타세요(はい、乗ってください)」と言われたら、安心して乗り込みましょう。「안 가요(行きません)」と言われたら、残念ですが次のバスを待ちます。時には「저쪽 273번 타세요(あっちの273番に乗ってください)」のように、親切に別のバス番号を教えてくれることもあります。乗るときは、日本のバスと同じように交通カード(T-moneyカードなど)をリーダーにタッチします。「삑(ピッ)」と音がすればOKです。会話にあったように「환승입니다(乗り換えです)」という音声が流れたら、乗り換え割引が適用された合図です。

ここで少し文化の話を。韓国のバスは、市民の大切な足。運転は少しワイルドに感じるかもしれませんが(笑)、それだけ時間に正確で効率的なんです。バスが動き出したら、必ず手すりや吊革につかまってくださいね。そして、とても大事なのが「降りる時もカードをタッチする」こと。これを「하차 태그(下車タグ)」と言います。なぜなら、タッチしないと乗り換え割引が適用されないからです。地下鉄や別のバスに乗り換える予定がなくても、次に乗るときのために、降りる時もタッチする習慣をつけておくと安心ですよ。

行き先を尋ねる: ◯◯ 가요?

一番シンプルで伝わる聞き方です。「このバス」を意味する「이 버스」を付けてもいいですし、バスを指差しながら「명동 가요? (明洞、行きますか?)」だけでも十分通じます。「가다 (行く)」のヘヨ体「가요」を疑問形にするだけ。とても簡単ですね。行き先の地名のあとに「-에 (〜に)」を入れるのが文法的には正しいですが(명동에 가요?)、会話ではよく省略されます。

乗ります/降りてください: 타다 / 내리다

「乗る」は「타다」、「降りる」は「내리다」です。運転手さんが「타세요 (乗ってください)」と言ったら乗りましょう。「내릴게요 (降ります)」は、降車ボタンを押したあと、降りるドアの近くで言うとスムーズです。運転手さんは乗客に「뒤로 가세요 (後ろへ行ってください)」や「내리세요 (降りてください)」と言うこともあります。

乗り換えです: 환승입니다

韓国の公共交通機関には「乗り換え割引 (환승 할인)」があります。バスから地下鉄、バスからバスへ30分以内(夜間は1時間)に乗り換えると、基本料金が無料になったり割引されたりする便利な制度です。カードをタッチしたときに「환승입니다 (乗り換えです)」という音声が流れることもあります。もしエラーが出たときに、自分で運転手さんに「환승입니다」と伝えると、機械を調整してくれることがあります。

使える例文

이 버스, 시청 가요?
このバス、市庁に行きますか?
基本の質問形です。

아니요, 안 가요. 다음 버스 타세요.
いいえ、行きません。次のバスに乗ってください。
運転手さんの返答例です。

실례지만, 강남역 가려면 몇 번 버스를 타야 돼요?
すみませんが、江南駅に行くには何番のバスに乗ればいいですか?
少し丁寧に尋ねる言い方です。

저기서 273번 타시면 돼요.
あそこで273番に乗ればいいですよ。
具体的なバス番号を教えてくれる時の言い方。

카드를 여기에 찍으면 되나요?
カードをここにタッチすればいいですか?
乗車時の確認です。

네, 한 번만 찍어주세요.
はい、一度だけタッチしてください。
「찍다」は「撮る」以外に「タッチする」の意味でも使います。

다음 정류장에서 내릴게요.
次の停留所で降ります。
降車意思を伝える丁寧な言い方。

죄송한데, 잔액이 부족합니다.
申し訳ありませんが、残高が不足しています。
カードリーダーから流れる音声です。覚えておくと便利。

이 버스는 공항까지 안 갔어요.
このバスは空港まで行きませんでした。
過去形の表現です。

내릴 때도 카드 찍어야 해요?
降りる時もカードをタッチしないといけませんか?
乗り換え割引のために重要な質問です。

似ている表現・つまずき

自然

이 버스, 명동 가요?
このバス、明洞に行きますか?
シンプルで一番伝わりやすい表現です。運転手さんもすぐに理解できます。

不自然・注意

参考

이 버스가 명동이라는 장소에 도착할 예정이 있습니까?
このバスが明洞という場所に到着する予定はありますでしょうか?
とても丁寧ですが、長くて不自然です。運転中の運転手さんには、もっと短く、要点だけを伝えるのが親切です。

声に出して確認

練習 1. バス停で、来たバスの運転手さんに「光化門(광화문)に行きますか?」と尋ねてみましょう。

答えを見る

이 버스, 광화문 가요?
このバス、光化門に行きますか?

練習 2. 乗車時、カードの残高が足りないエラーが出ました。運転手さんに「すみません、現金で払ってもいいですか?」と聞いてみましょう。

答えを見る

저기요, 현금으로 내도 돼요?
あの、現金で払ってもいいですか?

練習 3. 次のバス停で降りたいです。降車ボタンを押しながら、心の中で「次の停留所で降ります」と言ってみましょう。

答えを見る

다음 정류장에서 내릴게요.
次の停留所で降ります。

バスの乗り方がわかると、ソウル旅行の行動範囲がぐっと広がりますよ。地下鉄だけでは行けない、素敵なカフェやお店にも簡単に行けるようになります。 次は「スマホなしでも大丈夫!現地で道を尋ねる韓国語」へ続きます。

出発前に
会話音声を通して1回、自分の声で2回。文法が気になったら初級へ戻れます。
初級文法20課旅行20シーン

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