説明する口調 — -거든요

中級文法

説明する口調 — -거든요

説明する口調 — -거든요
週末の予定を立てながら、次の旅行先を考える時間。
会話の途中で「え、どうして?」と聞かれた時、うまく理由を説明できていますか?今回は、そんな時にぴったりの「-거든요」を学びます。「〜なんですよ」という感じで、会話にぐっと奥行きが出ますよ。一緒にゆっくり見ていきましょう。

このレッスンでできるようになること

  • 相手が知らない理由や背景を自然に説明できるようになる。
  • 「〜なんですよ」という、やわらかい説明の口調が身につく。
  • -아서/어서や-(으)니까との使い分けが理解できる。
高先生のひとこと
日本の生徒さんを見ていると、「-거든요」を文の最後に使うだけでなく、文の途中で「〜で、それで…」という意味で使いたい時に少し戸惑うようです。実は「-거든요. 그래서...」のように一度文を切るのが自然なんですよ。この「間」が、聞き手に「次の話は何だろう?」と期待させる効果もあるんです。

今日のシーン

会社の休憩室。先輩のミナと後輩の健太が話している。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

ミナ: 켄타 씨, 오늘따라 얼굴이 좋아 보이네요. 무슨 좋은 일 있어요?
健太さん、今日はなんだか顔色がいいですね。何かいいことでも?

健太: 아, 미나 선배님. 사실 어제 여자친구한테서 프러포즈를 받았거든요.
あ、ミナ先輩。実は昨日、彼女にプロポーズされたんですよ。

ミナ: 어머, 정말요? 세상에! 축하해요! 그래서 그렇게 기분이 좋아 보였구나.
え、本当ですか?まあ!おめでとうございます!だからそんなに嬉しそうだったんですね。

健太: 네, 감사합니다. 아직 부모님께는 말씀을 못 드렸어요.
はい、ありがとうございます。まだ両親には話せてないんですけど。

ミナ: 그렇군요. 언제쯤 말씀드릴 생각이에요?
そうなんですね。いつ頃お話しするつもりですか?

健太: 이번 주말에 여자친구랑 같이 찾아뵐 예정이에요. 좀 떨리네요.
今週末に彼女と一緒に伺う予定です。ちょっと緊張しますね。

ミナ: 떨리겠네요. 그래도 두 사람이라면 분명히 허락해 주실 거예요.
緊張しますよね。でも、お二人ならきっと許してくださいますよ。

健太: 그랬으면 좋겠어요. 사실 저희, 내년에 결혼하고 싶거든요.
そうだと嬉しいです。実は僕たち、来年結婚したいんです。

ミナ: 와, 계획까지 다 있군요! 정말 잘됐네요. 제가 맛있는 밥 한번 살게요.
わあ、計画まであるんですね!本当によかった。私がおいしいご飯、一度おごりますよ。

健太: 정말요? 감사합니다, 선배님!
本当ですか?ありがとうございます、先輩!

しくみ

「-거든요(コドゥニョ)」は、会話で理由や背景を説明する時に使う語尾です。日本語にぴったりな訳はありませんが、「〜(な)んですよ」「〜(だ)からね」といったニュアンスに近いです。大切なポイントは、「聞き手がまだ知らないであろう情報」を伝える、という点です。聞き手がすでに知っている理由を言う時には使いません。

例えば、友達に「昨日、どうして電話に出なかったの?」と聞かれたとします。その返答として「어제 너무 피곤해서 일찍 잤거든요(昨日、すごく疲れてて早く寝たんですよ)」のように使います。自分が早く寝たという「事実・背景」を、相手に新たに伝えるイメージですね。このように、質問への返答として使う場面がとても多いです。

また、「-거든요」は、これから話すことの前置きとしても使われます。「제가 요즘 한국 드라마에 빠졌거든요. 그래서 밤에 잠을 잘 못 자요.(私が最近、韓国ドラマにハマってるんですよ。だから夜よく眠れないんです)」のように、「-거든요」で聞き手の関心を引いてから、本題の「だから眠れない」につなげる話し方です。文末だけでなく、このように文と文をつなぐクッションのような役割もする、とても便利な表現です。

活用ルール

動詞・形容詞の語幹にそのまま「-거든요」を付けます。パッチムの有無は関係ありません。過去形は「-았/었거든요」、未来・推測は「-겠거든요」の形になります。名詞の場合は「-(이)거든요」です。
- 動詞: 가다 → 가거든요, 먹다 → 먹거든요
- 形容詞: 예쁘다 → 예쁘거든요, 좋다 → 좋거든요
- 過去形: 했다 → 했거든요, 봤다 → 봤거든요
- 未来・推測: 오겠다 → 오겠거든요
- 名詞: 학생이다 → 학생이거든요, 의사다 → 의사거든요

使える例文

왜 이렇게 서두르세요? 다음 기차가 10분 후에 있거든요.
どうしてそんなに急いでるんですか?次の電車は10分後にありますよ。

이 식당은 항상 사람이 많아요. 김치찌개가 정말 맛있거든요.
この食堂はいつも人が多いです。キムチチゲが本当に美味しいんですよ。

어제 회의에 왜 안 왔어요? 아, 제가 어제는 출장이었거든요.
昨日の会議になぜ来なかったんですか? ああ、私は昨日、出張だったんです。

죄송하지만, 지금은 좀 바쁘거든요. 나중에 다시 와 주시겠어요?
申し訳ありませんが、今は少し忙しいんです。後でまた来ていただけますか?

한국 여행은 처음이 아니에요. 작년에도 한번 왔었거든요.
韓国旅行は初めてじゃないです。去年も一度来たんですよ。

그 영화 아직 못 봤어요? 꼭 보세요. 정말 감동적이거든요.
その映画、まだ観てないんですか?ぜひ観てください。本当に感動的なんですよ。

저는 매운 음식을 잘 못 먹거든요. 다른 메뉴는 없을까요?
私は辛い食べ物があまり得意じゃないんです。他のメニューはありませんか?

내일 시험이라서 오늘은 못 놀아요. 공부해야 하거든요.
明日試験なので今日は遊べません。勉強しないといけないんですよ。

이 옷은 세일해서 산 게 아니에요. 신상이거든요.
この服はセールで買ったのではありません。新作なんですよ。

似ている表現・つまずき

自然

(친구가 피곤해 보일 때) 어제 잠을 잘 못 잤거든요.
(友達が疲れて見える時) 昨日、よく眠れなかったんですよ。
相手が知らないであろう「眠れなかった」という背景・理由を、やわらかく説明している。

不自然・注意

参考

(길을 알려주면서) 저기서 오른쪽으로 가거든요.
(道を教えながら) あそこで右に行くんですよ。
「-거든요」は、聞き手が知らない理由や背景を説明する時に使います。道を教えるような場面で「〜してください」とお願い・指示をする文脈では、「-(으)니까(〜だから)」を使うのが自然です。正しくは「저기서 오른쪽으로 가시면 되니까, 쭉 가세요(あそこで右に行けばいいので、まっすぐ進んでください)」など。

自然

날씨가 추우니까 따뜻하게 입으세요.
天気が寒いので、暖かく着てください。
「〜だから、〜してください」のように、理由を述べた後で命令・勧誘の文が続く場合は「-(으)니까」を使います。

不自然・注意

参考

날씨가 춥거든요. 따뜻하게 입으세요.
天気が寒いんですよ。暖かく着てください。
「-거든요」で文を終えた後に、命令・勧誘の文を続けるのは不自然です。聞き手への配慮というより、自分の状況説明のニュアンスが強いためです。

声に出して確認

練習 1. 「どうして韓国語を勉強しているんですか?」と聞かれました。「K-POPが好きなんですよ」と答えてみましょう。

答えを見る

K팝을 좋아하거든요.
K-POPが好きなんですよ。

練習 2. 約束に遅れてしまいました。理由を説明します。「すみません、道に迷ってしまったんです」

答えを見る

죄송해요, 길을 잃어버렸거든요.
すみません、道に迷ってしまったんです。

練習 3. 友達におすすめのカフェを聞かれました。「あそこのカフェ、雰囲気がいいんですよ」と教えてあげましょう。

答えを見る

저기 카페, 분위기가 좋거든요.
あそこのカフェ、雰囲気がいいんですよ。

お疲れ様でした。「-거든요」が使えるようになると、会話がもっと韓国人らしく、なめらかになりますよ。理由を言う時、ぜひ意識して使ってみてくださいね。次は、意志や推量を表す「-(으)ㄹ게요」と「-(으)ㄹ 거예요」の違いを見ていきましょう。

中級の次の一歩
今日の形を日記に1文。不安なら初級に戻って切れ目だけ確認しても大丈夫です。
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