伝聞の入口 — 間接話法
中級文法
伝聞の入口 — 間接話法

このレッスンでできるようになること
- 人から聞いた話を「〜だそうです」と伝えられるようになる
- 形容詞、動詞、名詞それぞれの「-(ㄴ/는)다고 하다」の形を使い分けられるようになる
- 日常会話でよく使われる縮約形「-(ㄴ/는)대요」を自然に使えるようになる
「-다고 하다」を初めて習うと、皆さん「長い!」って驚かれるんです。でも大丈夫。会話では「-대요」のように短くなることが多いんですよ。この「長い形」と「短い形」の関係がわかると、ドラマのセリフもぐっと聞き取りやすくなります。一緒に確かめていきましょう。
今日のシーン
しくみ
間接話法(かんせつわほう)は、誰かが言ったことや、どこかで見聞きした情報を他の人に伝えるときに使う表現です。日本語の「〜だそうです」「〜と言っていました」にあたります。韓国語では、引用符「” ”」を使ってそっくりそのまま伝える「直接話法」よりも、内容を自分の言葉でまとめて伝えるこの「間接話法」が日常会話では圧倒的に多く使われます。
基本の形は、動詞や形容詞などの語幹に「-다고 하다」をつける形です。品詞によって少し形が変わるので、ここが最初のポイントです。動詞は「-ㄴ/는다고 하다」、形容詞は「-다고 하다」、名詞は「-(이)라고 하다」となります。例えば、「友達が行くと言っていました」なら「친구가 간다고 했어요」。「その本が面白いそうです」なら「그 책이 재미있다고 해요」。「彼は学生だそうです」なら「그는 학생이라고 해요」。このように、元の文がどんな品詞で終わるかを見分けるのが大切です。
そして、この「-다고 하다」は、会話ではよく縮約形(短くなった形)で使われます。これが第二のポイントです。「-다고 해요」は「-대요」に、「-(이)라고 해요」は「-(이)래요」になります。例えば、「간다고 해요」は「간대요」に、「재미있다고 해요」は「재미있대요」に、「학생이라고 해요」は「학생이래요」という具合です。この縮約形を使えると、ぐっと自然な韓国語に聞こえます。最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れると口からすっと出てくるようになりますよ。
動詞 + -ㄴ/는다고 하다
パッチムがない語幹には「-ㄴ다고 하다」、パッチムがある語幹には「-는다고 하다」をつけます。ㄹパッチムの語幹はㄹが脱落して「-ㄴ다고 하다」がつきます。過去形の場合は「-았/었다고 하다」となります。
・가다 → 간다고 하다
・먹다 → 먹는다고 하다
・만들다 → 만든다고 하다
・갔다 → 갔다고 하다
形容詞・存在詞 + -다고 하다
パッチムの有無にかかわらず、語幹にそのまま「-다고 하다」をつけます。存在詞の「있다/없다」も形容詞と同じルールです。過去形は「-았/었다고 하다」です。
・예쁘다 → 예쁘다고 하다
・좋다 → 좋다고 하다
・재미있다 → 재미있다고 하다
・예뻤다 → 예뻤다고 하다
名詞 + -(이)라고 하다
パッチムがない名詞には「-라고 하다」、パッチムがある名詞には「-이라고 하다」をつけます。過去形は「-이었다고/였다고 하다」です。
・의사 → 의사라고 하다
・학생 → 학생이라고 하다
・학생이었다 → 학생이었다고 하다
会話での縮約形: -대요 / -래요
丁寧語の「-고 해요」の部分は、会話で頻繁に縮約されます。
・動詞/形容詞: -다고 해요 → -대요 (예: 간대요, 좋대요)
・名詞: -(이)라고 해요 → -(이)래요 (예: 의사래요, 학생이래요)
使える例文
似ている表現・つまずき
自然
不自然・注意
自然
不自然・注意
声に出して確認
練習 1. 友達が「このドラマは本当に面白い」と言っていました。→ 間接話法で伝えてみましょう。
答えを見る
練習 2. ニュースで「明日から寒くなる」と言っていました。→ 間接話法で伝えてみましょう。(寒くなる:추워지다)
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練習 3. 先輩が「彼はアメリカ人だ」と言っていました。→ 間接話法で伝えてみましょう。
答えを見る
今回は、聞いた話を伝える「〜だそうです」という平叙文の間接話法を学びましたね。次回は、「〜してくださいと言われました」「〜しましょうと言われました」のように、お願いや誘いを伝える間接話法を見ていきます。少しずつレパートリーを増やしていきましょう。
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