過去 — 았/었어요

初級文法

過去 — 았/었어요

過去 — 았/었어요
旅行先から届いた絵葉書。楽しかった思い出が伝わってきます。
今回は、いよいよ過去の表現、「〜しました」「〜でした」を学びますよ。難しそうに聞こえますか?大丈夫、基本のルールは一つだけです。これを覚えれば、週末の出来事や旅行の思い出も話せるようになります。一緒にゆっくり見ていきましょうか。

このレッスンでできるようになること

  • 「〜しました」「〜でした」という過去の表現が作れるようになる
  • 週末や昨日の出来事について簡単な質問や返事ができるようになる
  • 旅行の感想を「楽しかったです」のように言えるようになる
高先生のひとこと
日本語の「〜でした」は名詞にも付きますが、韓国語では動詞と形容詞にしか付きません。この違いに気づくと、生徒さんの表情が「あ!」ってなる瞬間がよくあるんです。最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れると自然に使い分けられますよ。

今日のシーン

月曜の朝、語学堂の教室で。ユミとミンジュンが話している。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

ミンジュン: 유미 씨, 주말 잘 보냈어요?
ユミさん、週末よく過ごしましたか?

ユミ: 네, 잘 보냈어요. 민준 씨는요?
はい、よく過ごしました。ミンジュンさんは?

ミンジュン: 저는 친구하고 영화를 봤어요. 아주 재미있었어요.
僕は友達と映画を観ました。とても面白かったです。

ユミ: 오, 무슨 영화를 봤어요?
お、何の映画を観たんですか?

ミンジュン: ‘서울의 봄’이라는 영화요. 혹시 알아요?
「ソウルの春」という映画です。もしかして知ってますか?

ユミ: 아, 저도 그 영화 보고 싶었어요! 어땠어요?
あ、私もその映画、観たかったんです!どうでしたか?

ミンジュン: 배우들 연기가 정말 좋았어요. 유미 씨는 주말에 뭐 했어요?
俳優たちの演技が本当に良かったです。ユミさんは週末に何をしましたか?

ユミ: 저는 집에서 쉬었어요. 그리고 한국 요리를 만들었어요.
私は家で休みました。それから韓国料理を作りました。

ミンジュン: 와, 정말요? 뭐 만들었어요?
わあ、本当ですか?何を作ったんですか?

ユミ: 김치찌개를 만들었어요. 조금 매웠지만 맛있었어요.
キムチチゲを作りました。少し辛かったけど、美味しかったです。

しくみ

韓国語で過去のことを話すとき、一番基本になるのがこの「-았/었어요(アッソヨ/オッソヨ)」です。日本語の「〜しました」「〜でした」「〜かったです」にあたる、丁寧な言い方(해요体)ですね。動詞や形容詞の語幹にくっつけて使います。

作り方は、語幹の最後の母音を見ればすぐに分かります。これを「陽母音」「陰母音」のルールと呼びます。語幹の最後の母音が「ㅏ」か「ㅗ」(陽母音)なら、「-았어요」を付けます。例えば、「行く」という意味の「가다」は、語幹「가」の母音が「ㅏ」なので、「갔어요(カッソヨ)」になります。一方、「ㅏ, ㅗ」以外の母音(陰母音)の場合は、「-었어요」を付けます。「食べる」の「먹다」は、語幹「먹」の母音が「ㅓ」なので、「먹었어요(モゴッソヨ)」となります。この区別さえできれば、ほとんどの単語を過去形にできますよ。

そして、とても便利なルールが「하다動詞」です。「勉強する(공부하다)」「料理する(요리하다)」のように「〜する」で終わる言葉は、すべて「-했어요(ヘッソヨ)」に変わります。これは例外なく全部そうなので、とても覚えやすいですね。「공부하다」は「공부했어요」、「요리하다」は「요리했어요」です。この3つのルール(았어요, 었어요, 했어요)を覚えれば、会話の幅がぐっと広がります。

語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ のとき → 았어요

語幹の最後の母音が陽母音のㅏ, ㅗで終わる場合、-았어요を付けます。語幹にパッチムがない場合、母音が縮約されることが多いです。
가다 → 가 + 았어요 → 갔어요
보다 → 보 + 았어요 → 봤어요
좋다 → 좋 + 았어요 → 좋았어요(パッチムがあるので縮約しない)

語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ 以外のとき → 었어요

語幹の最後の母音が陰母音(ㅏ, ㅗ以外すべて)の場合、-었어요を付けます。
먹다 → 먹 + 었어요 → 먹었어요
읽다 → 읽 + 었어요 → 읽었어요
배우다 → 배우 + 었어요 → 배웠어요 (ㅜ+ㅓ=ㅝ)
마시다 → 마시 + 었어요 → 마셨어요 (ㅣ+ㅓ=ㅕ)

하다動詞・形容詞 → 했어요

하다で終わる単語は、すべて-했어요に変わります。これは例外のない便利なルールです。
공부하다 → 공부했어요
깨끗하다 → 깨끗했어요

名詞 + 이다(〜だ)の過去 → 이었어요 / 였어요

名詞の過去形は「〜でした」です。名詞にパッチムがあれば -이었어요、なければ -였어요 を付けます。
학생 + 이다 → 학생이었어요 (学生でした)
의사 + 이다 → 의사였어요 (医者でした)

使える例文

어제 친구를 만났어요.
昨日、友達に会いました。
만나다 (ㅏ) → 만났어요

주말에 영화를 봤어요.
週末に映画を観ました。
보다 (ㅗ) → 봤어요

아침에 빵을 먹었어요.
朝ごはんにパンを食べました。
먹다 (ㅓ) → 먹었어요

도서관에서 책을 읽었어요.
図書館で本を読みました。
읽다 (ㅣ) → 읽었어요

어제는 날씨가 좋았어요.
昨日は天気が良かったです。
좋다 (ㅗ) → 좋았어요

한국어를 공부했어요.
韓国語を勉強しました。
공부하다 → 공부했어요

콘서트가 정말 재미있었어요.
コンサートが本当に楽しかったです。
재미있다 (ㅣ) → 재미있었어요

어제 뭐 했어요?
昨日、何をしましたか?
疑問文

피곤해서 아무것도 안 했어요.
疲れていて何もしませんでした。
否定文

작년에는 학생이었어요.
去年は学生でした。
名詞+이었다

似ている表現・つまずき

自然

여행은 즐거웠어요.
旅行は楽しかったです。
形容詞「楽しい(즐겁다)」の過去形です。語幹「즐거」の母音が「ㅓ」なので、「었어요」がついて「즐거웠어요」となります。自然な表現です。

不自然・注意

参考

여행은 즐거웠습니다.
旅行は楽しかったです。
間違いではありませんが、「-습니다」は非常にフォーマルな言い方です。友達や同僚との日常会話で使うと、少し堅苦しく聞こえてしまいます。会話では「-았/었어요」を使いましょう。

不自然・注意

参考

어제는 휴일이었습니다.
昨日は休日でした。
これも文法的には正しいですが、会話では「어제는 휴일이었어요」の方がずっと自然です。日本語の「〜でした」をそのまま「-습니다」に置き換えないように気をつけましょう。

声に出して確認

練習 1. 「昨日、コーヒーを飲みました」を韓国語にしてみましょう。

答えを見る

어제 커피를 마셨어요.
(마시다 → 마셨어요)

練習 2. 「そのドラマ、面白かったです」を韓国語にしてみましょう。

答えを見る

그 드라마, 재미있었어요.
(재미있다 → 재미있었어요)

練習 3. 相手に「週末、何をしましたか?」と韓国語で尋ねてみましょう。

答えを見る

주말에 뭐 했어요?
(하다 → 했어요)

お疲れ様でした。これで過去の出来事も話せるようになりましたね!「〜しました」が言えると、会話の幅がぐっと広がります。 次は「丁寧なお願い — (으)세요」へ続きます。

日記で使う
今日の形を、日記に1文だけ入れてみてください。書いた文が「なんとなく正しい」で終わらないように、またここへ戻ってこられます。
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