固有数詞 — 時間と人数

初級文法

固有数詞 — 時間と人数

固有数詞 — 時間と人数
固有数詞は、時間や人数など、暮らしの中の「数」と深く結びついています。
韓国語の数字には2種類あると聞いて、ちょっと戸惑いましたか?大丈夫、ゆっくりいきましょう。今回は「ひとつ、ふたつ…」と数える、温かい響きの固有数詞です。時計を見たり、カフェで注文したり、日常でとてもよく使うんですよ。

このレッスンでできるようになること

  • 1時から12時まで、時間を言えるようになる
  • 「〜人」「〜個」「〜杯」など、助数詞を使って人数やモノの個数を数えられるようになる
  • 漢数詞と固有数詞の基本的な使い分けがわかる
高先生のひとこと
日本語の「いち、に、さん」と「ひとつ、ふたつ、みっつ」の使い分けに似ていますね。でも、韓国語では使う場面がもっとはっきり分かれています。特に、1から4まで(한, 두, 세, 네)はうしろに言葉が続くと形が変わるので、最初は少し混乱するかもしれません。でも、口に出してみるとリズムが良くて、すぐ慣れますよ。

今日のシーン

ソウルのカフェで、友人と席を探している場面

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

友人: 저기 자리 있다! 두 명 괜찮을까?
あそこ、席がある!2人、大丈夫かな?

あなた: 응, 괜찮아. 우리 커피 두 잔 주문할까?
うん、大丈夫だよ。私たち、コーヒー2杯注文する?

友人: 좋아. 나는 따뜻한 아메리카노 한 잔.
いいね。私はホットアメリカーノを1杯。

あなた: 알았어. 그럼 나는 아이스 라떼 한 잔. 지금 몇 시야?
わかった。じゃあ私はアイスラテを1杯。今、何時?

友人: 세 시 십오 분. 아직 시간 많네.
3時15分。まだ時間たくさんあるね。

あなた: 다행이다. 저기 케이크도 세 종류나 있네. 맛있겠다.
よかった。あそこにケーキも3種類もあるね。美味しそう。

友人: 진짜? 그럼 케이크도 한 개 먹을까?
ほんと?じゃあケーキも1個食べる?

あなた: 응! 그러자.
うん!そうしよう。

しくみ

韓国語には、数字の数え方が2種類あります。以前のレッスンで学んだ「일, 이, 삼…」という漢数詞と、今回学ぶ「하나, 둘, 셋…」という固有数詞です。漢数詞は、お金や日付、電話番号など、番号として数字を読むときに使いましたね。

一方、固有数詞は「ひとつ、ふたつ」と、モノの個数を数えるときに使います。年齢や人数、そして時間の「〜時」を言うときにも、こちらの固有数詞の出番です。まずは1から10まで、声に出して読んでみましょう。「하나(1), 둘(2), 셋(3), 넷(4), 다섯(5), 여섯(6), 일곱(7), 여덟(8), 아홉(9), 열(10)」。発音が少し難しいものもありますが、歌うように覚えると楽しいですよ。

大切なルールが一つあります。固有数詞の1, 2, 3, 4は、うしろに「〜個(개)」「〜人(명)」「〜時(시)」のような助数詞がつくと、形が少し短くなります。「하나」は「한」に、「둘」は「두」に、「셋」は「세」に、「넷」は「네」に変わります。これは、後ろの言葉と繋がりやすく、発音をスムーズにするための変化なんです。

時間の表現は、この固有数詞と漢数詞の組み合わせです。「〜時」は固有数詞、「〜分」は漢数詞を使います。例えば「3時20分」は、「세 시 이십 분」となります。「셋 시」ではない点に注意してくださいね。このように、場面によって数字を使い分けるのが韓国語の特徴。まずは「時間は固有数詞+漢数詞」「個数や人数は固有数詞」と覚えておけば、会話がぐっと楽になります。

1〜4は助数詞の前で形が変わる

「〜個」「〜人」「〜時」などの助数詞がうしろに来るとき、1〜4の固有数詞は次のように形が変わります。
・하나 (1) → 한
・둘 (2) → 두
・셋 (3) → 세
・넷 (4) → 네
※20 (스물) も 스무 に変わります。

時間の「〜時」は固有数詞、「〜分」は漢数詞

時間を言うときは、「〜時(시)」に固有数詞、「〜分(분)」に漢数詞を使います。
例:한 시 십 분 (1時10分), 두 시 삼십 분 (2時30分)

個数を数えるときは「名詞+数詞+助数詞」

日本語の「りんごを3個」と同じように、「名詞+数詞+助数詞」の語順で数えます。
例:사과 세 개 (りんご3個), 친구 두 명 (友達2人)

使える例文

지금 몇 시예요?
今、何時ですか?
時間を尋ねる基本のフレーズです。

한 시 반이에요.
1時半です。
「30分」は「삼십 분」の他に「반(半)」もよく使います。

가족이 몇 명이에요?
ご家族は何人ですか?
人数を尋ねる基本のフレーズです。

네 명이에요. 아버지, 어머니, 언니, 그리고 저예요.
4人です。父、母、姉、そして私です。
넷 ではなく 네 を使います。

사과 두 개 주세요.
りんごを2個ください。
お店で注文するときによく使います。

어제 친구하고 맥주 다섯 병 마셨어요.
昨日、友達とビールを5本飲みました。
過去形の文でも同じように使えます。

저는 스무 살이에요.
私は二十歳です。
年齢を言うときも固有数詞です。스물 → 스무 に変化します。

고양이 한 마리 키우고 싶어요.
猫を1匹飼いたいです。
動物は「마리(匹)」で数えます。

이 책은 열 번도 더 읽었어요.
この本は10回も読みました。
回数を表す「번(回)」にも固有数詞を使います。

似ている表現・つまずき

自然

커피 한 잔 주세요.
コーヒーを一杯ください。
助数詞「잔(杯)」の前なので、하나ではなく한を使います。

不自然・注意

参考

커피 하나 잔 주세요.
(不自然な表現)
하나をそのまま助数詞の前につけることはできません。必ず한に変形させます。

自然

지금 두 시예요.
今、2時です。
時間の「〜時(시)」の前なので、둘ではなく두を使います。

不自然・注意

参考

지금 둘 시예요.
(不自然な表現)
둘をそのまま「〜時(시)」の前につけることはできません。두に変形させます。

声に出して確認

練習 1. 「私たちは3人です」を韓国語で言ってみましょう。

答えを見る

우리는 세 명이에요.
私たちは3人です。

練習 2. 「5時に会いましょう」を韓国語で言ってみましょう。

答えを見る

다섯 시에 만나요.
5時に会いましょう。

練習 3. 「ビールを2本ください」を韓国語で言ってみましょう。

答えを見る

맥주 두 병 주세요.
ビールを2本ください。

お疲れ様でした。固有数詞、少し慣れましたか?「한, 두, 세, 네」のリズムを口ずさんでみてくださいね。次回は、過去形「〜ました」を学びます。今日の会話でも「마셨어요(飲みました)」と少し出てきましたね。行動を表現する幅がぐっと広がりますよ。お楽しみに。

日記で使う
今日の形を、日記に1文だけ入れてみてください。書いた文が「なんとなく正しい」で終わらないように、またここへ戻ってこられます。
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