ㅎ不規則と試す — -아/어 보다

中級文法

ㅎ不規則と試す — -아/어 보다

ㅎ不規則と試す — -아/어 보다
味見してみたくなる、色とりどりのパンチャン(おかず)たち。
今日は少しややこしいㅎ不規則活用と、とても便利な表現「-아/어 보다」を一緒に見ていきましょう。赤い、黄色い、といった色の単語がどう変化するのか、そして「一度食べてみたい」「行ったことがある」といった経験の話し方。ゆっくり、確かめながら進みましょうね。

このレッスンでできるようになること

  • ㅎ不規則活用を使って、色や状態を正しく表現できるようになる
  • 「-아/어 보다」を使って、「〜してみる」という試みを表現できるようになる
  • 「-아/어 봤어요」を使って、「〜したことがある」という経験を伝えられるようになる
高先生のひとこと
「빨갛다」に「-아요」がついて「빨개요」になる変化、最初は呪文みたいに聞こえますよね(笑)。でも、色の形容詞はセットで覚えると意外とすんなり入ってきますよ。「どうして?」と理屈で考えるより、口ずさんで音で覚えてしまうのが近道です。教室でも、皆で色の名前を言い合うと、自然と笑顔になりますね。

今日のシーン

ソウルの広蔵市場(광장시장)。友人と一緒に色々な屋台料理を見て回っている。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

友人: 와, 저 빈대떡 좀 봐. 정말 노랗고 맛있어 보여.
わ、あのピンデトック見て。すごく黄色くて美味しそう。

あなた: 그러네요. 우리 저거 한번 먹어 볼까요?
本当ですね。私たち、あれ一度食べてみましょうか?

友人: 좋아! 아, 저쪽 김밥도 유명해. 마약김밥이라고 들어 봤어?
いいね!あ、あそこのキンパも有名だよ。麻薬キンパって聞いたことある?

あなた: 아니, 처음 들어 봐요. 왜 이름이 그래요?
いいえ、初めて聞きます。どうして名前がそうなんですか?

友人: 톡 쏘는 겨자 소스에 찍어 먹는데, 중독성이 있어서 그렇대.
ツンとくるからしソースにつけて食べるんだけど、中毒性があるからそうらしいよ。

あなた: 재미있네요. 그것도 먹어 보고 싶어요.
面白いですね。それも食べてみたいです。

友人: 저기 아저씨는 얼굴이 왜 저렇게 빨개?
あそこのおじさんは、顔がどうしてあんなに赤いの?

あなた: 아마 막걸리를 드셔서 그런가 봐요. 여기 분위기 정말 좋네요.
たぶんマッコリを召し上がったからみたいですよ。ここの雰囲気、本当にいいですね。

しくみ

今日のテーマは2つです。1つは「〜してみる」という試みを表す「-아/어 보다」。もう1つは、色を表す形容詞などでよく見かける「ㅎ不規則活用」です。この2つが組み合わさることも多いので、一緒に学んでいきましょう。

まずは「-아/어 보다」から。動詞や形容詞の語幹について、「試しに〜する」「経験として〜する」という意味を表します。日本語の「〜してみる」と感覚がとても近いので、使いやすいと思いますよ。活用のルールは、これまで学んだ「-아/어 요」と同じです。語幹の最後の母音が「ㅏ」か「ㅗ」なら「-아 보다」、それ以外なら「-어 보다」、「하다」動詞は「-해 보다」になります。例えば、「着る(입다)」は「입어 보다(着てみる)」、「行く(가다)」は「가 보다(行ってみる)」となります。

次に、少しトリッキーな「ㅎ不規則活用」です。これは、「빨갛다(赤い)」「노랗다(黄色い)」「하얗다(白い)」「까맣다(黒い)」のような、語幹が「ㅎ」で終わる一部の形容詞に起こる特別な変化です。これらの単語の後ろに「-아/어」で始まる文法(例えば「-아요/어요」)がつくと、語幹の「ㅎ」と後ろの「아/어」が両方とも消えて、代わりに語幹の母音が「ㅐ」や「ㅔ」に変わります。例えば、「빨갛다」は「빨개요」に、「노랗다」は「노래요」に、「어떻다(どうだ)」は「어때요」になります。不思議な変化に見えますが、色の単語はセットで覚えるとリズムで覚えられますよ。ただし、「좋다(良い)」「많다(多い)」「넣다(入れる)」などはㅎ不規則ではないので、そのまま「좋아요」「많아요」「넣어요」となる点には注意しましょう。

そして、この「-아/어 보다」が過去形の「-아/어 봤어요」になると、「〜したことがある」という経験を表す表現として非常によく使われます。例えば、「김치를 먹었어요(キムチを食べました)」は、単に過去に食べたという事実を述べているだけですが、「김치를 먹어 봤어요(キムチを食べたことがあります)」と言うと、「経験として食べたことがある」というニュアンスがはっきりと伝わります。旅行の経験や、何かを試した経験を話すときには、とても自然な表現なのでぜひ使ってみてください。

-아/어 보다(〜してみる)

動詞・形容詞の語幹について、試みや経験を表します。
- 語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ: -아 보다 (예: 가다 → 가 보다)
- 語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ 以外: -어 보다 (예: 입다 → 입어 보다)
- 하다動詞: -해 보다 (예: 요리하다 → 요리해 보다)

ㅎ不規則活用

語幹が ㅎ で終わる一部の形容詞が、-아/어 で始まる語尾と結合する際に起こる変化です。
- ㅎ と後ろの 아/어 が脱落し、語幹の母音が ㅐ/ㅔ に変わります。
- 빨갛다 + -아요 → 빨개요 (赤いです)
- 노랗다 + -아서 → 노래서 (黄色くて)
- 어떻다 + -어요 → 어때요 (どうですか)
- 이렇다, 그렇다, 저렇다 も同じ仲間です (이래요, 그래요, 저래요)
- 例外: 좋다, 많다, 넣다, 낳다 などはㅎ不規則ではありません。

使える例文

이 옷 한번 입어 봐도 돼요?
この服、一度着てみてもいいですか?
試着の許可を求める表現。

제주도에 가 봤어요?
済州島に行ったことがありますか?
「-ㄴ 적이 있어요?」と同じく経験を尋ねる表現。

하늘이 정말 파래요.
空が本当に青いです。
파랗다 → 파래요 (ㅎ不規則)

그 사람 얼굴이 새하얘서 걱정됐어요.
その人の顔が真っ白で心配になりました。
새하얗다 → 새하얘서 (ㅎ不規則)

이 문제가 어때요? 풀 수 있겠어요?
この問題はどうですか?解けそうですか?
어떻다 → 어때요 (ㅎ不規則)

저도 한국어를 잘하고 싶어서 열심히 공부해 봤어요.
私も韓国語が上手になりたくて、一生懸命勉強してみました。
経験としての「やってみた」。

그렇게 말하지 마세요. 기분이 안 좋아요.
そのように言わないでください。気分が良くないです。
그렇다 → 그렇게 (ㅎ不規則ではない活用)

이 음식은 아직 안 먹어 봤는데, 무슨 맛이에요?
この食べ物はまだ食べたことがないんですが、どんな味ですか?
未経験を表す。

노란색 우산을 써 본 적이 없어요.
黄色の傘を使ったことがありません。
노랗다 → 노란 (ㅎ不規則ではない活用)

似ている表現・つまずき

自然

작년에 부산에 가 봤어요.
去年、釜山に行ったことがあります。
「経験として行ってみた」というニュアンスが強く、旅行の思い出を話すときにとても自然です。

自然

작년에 부산에 갔어요.
去年、釜山に行きました。
「行った」という過去の事実を淡々と述べています。間違いではありませんが、「経験」を伝えたいなら「-아/어 봤어요」の方が気持ちが伝わります。

声に出して確認

練習 1. 「このキムチ、色がとても赤いですね」を、(빨갛다) を使って韓国語にしてみましょう。

答えを見る

이 김치는 색이 정말 빨갛네요.
このキムチは色が本当に赤いですね。

練習 2. 「韓国で韓服を着てみたことがありますか?」を、(입다) と (-아/어 보다) を使って韓国語で質問してみましょう。

答えを見る

한국에서 한복을 입어 본 적 있어요?
韓国で韓服を着てみたことがありますか?

練習 3. 「どうして顔色が良くないんですか?」を、(안색이 어떻다) を使って韓国語で質問してみましょう。

答えを見る

왜 안색이 안 좋아요? / 왜 얼굴이 그래요?
どうして顔色が良くないんですか? / どうして顔がそんな感じなんですか?

お疲れ様でした。ㅎ不規則と「-아/어 보다」、少し仲良くなれましたか?色の表現が豊かになると、会話もカラフルになりますね。そして「〜したことがある?」は、相手との距離を縮めるのにぴったりの質問です。次は、理由を話すときに便利な「-(으)니까」を学びます。今日の表現を使って、ぜひ友達に何か経験を尋ねてみてくださいね。

中級の次の一歩
今日の形を日記に1文。不安なら初級に戻って切れ目だけ確認しても大丈夫です。
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