してあげる — -아/어 주다
中級文法
してあげる — -아/어 주다

このレッスンでできるようになること
- 誰かのために何かをすると言えるようになる
- 相手に丁寧に何かをお願いできるようになる
- 目上の人への謙譲表現「-아/어 드리다」と使い分けられるようになる
「私が自分の髪を切ってあげます」とは言わないですよね。日本語と同じで、「-아/어 주다」は自分以外の誰かのためにする行動に使うのが基本です。でも、たまに「頑張った自分にご褒美をあげる」のような意味で「나에게 주는 선물(私にあげるプレゼント)」という言い方はしますね。このあたりの感覚の違い、面白いでしょう?教室でもよく話題になるんですよ。
今日のシーン
しくみ
「-아/어 주다」は、動詞の後ろについて「〜してあげる」「〜してくれる」という意味を表します。ある行動が、誰か他の人のために行われる、という「恩恵」のニュアンスを持つのが大きな特徴です。主語が「私」なら「〜してあげる」、「他の人」なら「〜してくれる」と訳せます。
初級では「-아/어 주세요」の形で、「〜してください」という依頼の表現として学びましたね。中級では、主語を「私」や「友人」などに変えて、「私が手伝ってあげますよ」「友達が教えてくれました」のように、より能動的に使えるようになりましょう。過去形「-아/어 줬어요」、未来・意志形「-아/어 줄게요」など、時制も自由に組み合わせられます。
そして、中級で必ず押さえておきたいのが、目上の人への表現です。「주다(あげる、くれる)」の謙譲語は「드리다(さしあげる)」でしたね。ですので、「-아/어 주다」も、相手が先生や上司、祖父母など目上の方の場合は「-아/어 드리다」を使います。例えば、先生に「가르쳐 줄게요(教えてあげます)」と言うと失礼にあたります。「가르쳐 드릴게요(教えてさしあげます)」が正しい表現です。この使い分けができると、ぐっと丁寧な韓国語になりますよ。
動詞の語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ の場合 → -아 주다
語幹の最後の母音が陽母音の ㅏ, ㅗ であれば、後ろに -아 주다 をつけます。
例: 찾다 (探す) → 찾아 주다 / 돕다 (手伝う) → 도와 주다 (ㅂ変則)
動詞の語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ 以外の場合 → -어 주다
語幹の最後の母音が陰母音のㅓ, ㅜ, ㅡ, ㅣなどであれば、後ろに -어 주다 をつけます。
例: 만들다 (作る) → 만들어 주다 / 읽다 (読む) → 읽어 주다
하다 動詞の場合 → -해 주다
하다で終わる動詞は、すべて -해 주다 になります。これは 하여 주다 の縮約形です。
例: 요리하다 (料理する) → 요리해 주다 / 설명하다 (説明する) → 설명해 주다
使える例文
似ている表現・つまずき
自然
不自然・注意
声に出して確認
練習 1. 韓国語にしてみましょう:すみません、写真を一枚撮っていただけますか?
答えを見る
練習 2. 韓国語にしてみましょう:弟が宿題をするのを手伝ってあげました。
答えを見る
練習 3. 韓国語にしてみましょう:私が代わりに電話してあげましょうか?
答えを見る
お疲れ様でした。「-아/어 주다」が使えると、会話の中に思いやりが生まれますね。さて、いよいよ次が中級文法シリーズの最終回です。最後は少し複雑ですが、使いこなせると表現の幅が大きく広がる文法を学びます。最後まで一緒に頑張りましょう!
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