推量の入口 — -(으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다
中級文法
推量の入口 — -(으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다

このレッスンでできるようになること
- 見たことや感じたことから「〜のようだ」と推測して話せるようになります。
- 動詞と形容詞、現在・過去・未来で形を正しく使い分けられるようになります。
- 自分の意見を「〜だと思います」と柔らかく伝えられるようになります。
この「것 같다」は本当に便利な表現で、みなさんすぐに覚えます。ただ、何でもかんでも「같아요」をつけてしまうと、少し自信がなさそうに聞こえることも。断定すべき情報と、推測で話すことのバランス感覚を、会話の中で掴んでいきましょうね。
今日のシーン
しくみ
「-(으)ㄴ/는/(으)ㄹ 것 같다」は、日本語の「〜のようだ」「〜みたいだ」「〜だと思う」にあたる、推量を表す表現です。韓国の日常会話では本当に頻繁に耳にしますよ。この表現の面白いところは、分解すると意味が見えてくるところです。「것」は「こと・もの」、「같다」は「同じだ・似ている」という意味。つまり、直訳すると「〜すること・ものであることと同じだ」となり、そこから「〜のようだ」という推測のニュアンスが生まれるんですね。
この表現を使いこなす一番のポイントは、時制(現在・過去・未来)と品詞(動詞・形容詞)によって形が変わるルールを覚えることです。最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、3つの大きな箱をイメージすると分かりやすいですよ。①現在の様子を言うとき、②過去の出来事を推測するとき、③未来のことや不確かなことを推測するとき。この3つの場面で、それぞれどの形を使うのか、これからじっくり見ていきましょう。
また、この文法は、自分の意見を断定せずに柔らかく伝えるときにも大活躍します。「이게 좋아요 (これが良いです)」と断定する代わりに、「이게 좋은 것 같아요 (これが良いようです・良いと思います)」と言うだけで、相手に選択の余地を与えたり、謙虚な印象を与えたりすることができます。初級で習った推量の「-겠-」が話者の直感的な推測(例:맛있겠다! 美味しそう!)を表すことが多いのに対し、「-것 같다」はもう少し客観的な根拠に基づいた推測(例:구름이 많아서 비가 올 것 같아요 雲が多いから雨が降りそうです)で使われることが多い、という違いも意識してみましょう。
1. 現在の推量
現在の状態や、今まさに起こっていることへの推量を表します。動詞と形容詞で形が違うので注意しましょう。
・動詞: パッチムの有無にかかわらず語幹に + `는 것 같다`
(例) 가다 → 가는 것 같다, 먹다 → 먹는 것 같다
・形容詞: パッチムがあれば語幹に + `은 것 같다`, なければ + `ㄴ 것 같다`
(例) 작다 → 작은 것 같다, 크다 → 큰 것 같다
・存在詞 (있다/없다): 動詞と同じく `는 것 같다` をつけます。
(例) 재미있다 → 재미있는 것 같다
・名詞: パッチムがあれば `+ 인 것 같다`, なければ `+ ㄴ 것 같다` ではなく、そのまま `+ 인 것 같다` をつけます。
(例) 학생이다 → 학생인 것 같다, 의사이다 → 의사인 것 같다
2. 過去の推量
すでに終わったことについての推量を表します。これは動詞の過去連体形と同じ形ですね。
・動詞: パッチムがあれば語幹に + `은 것 같다`, なければ + `ㄴ 것 같다`
(例) 먹다 → 먹은 것 같다, 가다 → 간 것 같다
※形容詞の過去を表す場合は「-았/었던 것 같다」という形を使うことが多いですが、まずは動詞の過去形をしっかり覚えましょう。(例: 좋았다 → 좋았던 것 같다)
3. 未来・不確かなことへの推量
これから起こることや、根拠が弱く不確かなことへの推量を表します。未来連体形と同じ形です。
・動詞・形容詞: パッチムがあれば語幹に + `을 것 같다`, なければ + `ㄹ 것 같다`
(例) 오다 → 올 것 같다, 좋다 → 좋을 것 같다
・名詞: `+ 일 것 같다`
(例) 휴일이다 → 휴일일 것 같다
使える例文
似ている表現・つまずき
自然
不自然・注意
自然
自然
声に出して確認
練習 1. 「この料理は辛そうですね」と、見た目から推測して言ってみましょう。
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練習 2. 「先生がもう退勤されたようです」と、過去の出来事を推測して言ってみましょう。(退勤する:퇴근하다)
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練習 3. 「この道は、私たちが探している道ではないようです」と、現在の状況を否定的に推測してみましょう。(探す:찾다)
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お疲れ様でした。「것 같다」を使いこなせると、韓国語の表現力がぐっと豊かになります。断定と推量を上手に使い分けて、より自然な会話を目指しましょう。次は、理由を説明する2つの表現「-아/어서」と「-(으)니까」の使い分けについて、詳しく見ていきますね。ニュアンスの違いが分かると、会話がもっと楽しくなりますよ。
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