ハングルは組み立てる文字 — 基本母音から始める
ハングル入門
ハングルは組み立てる文字 — 基本母音から始める

このレッスンでできるようになること
- 基本母音10個の形と音を区別できるようになる
- ハングルがパーツの組み合わせでできていると理解できる
- カタカナに頼らず、口の形で発音を覚える感覚がわかる
教室でハングルを始めると、皆さん最初は「暗号みたい!」と驚かれますね。でも、母音の「ㅏ(ア)」と「ㅓ(オ)」の区別がついてくると、急に目が輝き出すんです。口を縦に開くか、横に引くか。この小さな違いが、通じる韓国語への大きな一歩ですよ。
今日のシーン
しくみ
ハングルは、一つ一つの文字が意味を持つ漢字や、一文字が一つの音を表すひらがなとは少し違います。レゴブロックのように、いくつかのパーツを組み合わせて一つの文字(一音節)を作るのが特徴です。そのパーツにあたるのが「子音(자음)」と「母音(모음)」。このレッスンでは、まず日本語の「あいうえお」にあたる「母音」から見ていきましょう。
ハングルの母音は、もともと3つの要素から作られました。天(・)、地(ㅡ)、そして人(ㅣ)です。この3つを組み合わせることで、様々な母音の文字が生まれたんです。なんだか壮大な話に聞こえますが、要するに「点・横棒・縦棒」の組み合わせ、ということです。この原則を知っておくと、文字の形がただの記号ではなく、意味のあるデザインに見えてきませんか?
まずは、基本中の基本である「ㅏ, ㅓ, ㅗ, ㅜ」の4つです。発音のコツは、口の形です。ㅏ[a]は、日本語の「ア」のように口を自然に縦に開きます。ㅓ[eo]は、ㅏよりも少しだけ口の開きを狭くして、唇を丸めずに「オ」と言ってみてください。日本語にはない音なので、少し難しく感じるかもしれませんね。ㅗ[o]は、唇をしっかり丸めて前に突き出して「オ」と発音します。ㅜ[u]は、ㅗよりもさらに唇をすぼめて「ウ」と言います。鏡を見ながら、口の形を真似てみるのが一番の近道ですよ。
次に、「ㅣ, ㅡ」と、それらの応用形です。ㅣ[i]は日本語の「イ」とほぼ同じです。ㅡ[eu]も日本語にはない音ですね。「ウ」を発音するときの口の形で、唇を横に「イーッ」と引いてみてください。唇は丸めないのがポイントです。そして、先ほど覚えたㅏ, ㅓ, ㅗ, ㅜに短い線を一本加えると、ㅑ[ya], ㅕ[yeo], ㅛ[yo], ㅠ[yu]になります。これは簡単で、元の音の前に「y」の音(ㅣの音)を足すだけ。「イ」と「ア」を素早く言って「ヤ」になるのと同じ理屈です。
最後に、とても大切なルールがあります。ハングルの母音は、単独で文字になることができません。必ず子音のパーツとセットになる必要があります。では、「ア」や「イ」のように母音だけで発音したいときはどうするか。そこで登場するのが、発音しない子音、いわば「透明な子音」である「ㅇ」です。母音の左側か上にこの「ㅇ」を置くことで、初めて一つの文字として完成します。例えば、「ア」は「아」、「ウ」は「우」と書きます。この「ㅇ」は、今はただの飾り、場所を埋めるためのもの、と考えておいてください。
母音だけの音は、ㅇ(イウン)と一緒に
ハングルの文字は、必ず「子音+母音」の組み合わせで作られます。母音の音(ア、イ、ウ、エ、オ)で始まる単語の場合、音のない子音である「ㅇ」を母音の左か上に置きます。たとえば、「ア」と発音したいときは「아」と書きます。「ㅏ」だけでは文字として完成しない、というルールです。パズルのピースが足りないイメージですね。
使える例文
似ている表現・つまずき
自然
自然
自然
自然
声に出して確認
練習 1. 「きゅうり」をハングルで書いて、読んでみましょう。
答えを見る
練習 2. 「牛乳」をハングルで書いて、読んでみましょう。
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練習 3. 「理由」をハングルで書いて、読んでみましょう。
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どうでしたか? 母音の形と音が少しだけ繋がりましたか。今はまだ単語が読めなくても大丈夫。口の形を意識する、という新しい感覚に慣れるのが第一歩です。次のレッスンでは、いよいよ子音を学びます。母音と組み合わせれば、読める単語が一気に増えますよ。
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