していただけますか — 아/어 주세요

初級文法

していただけますか — 아/어 주세요

していただけますか — 아/어 주세요
カフェでお願いごと。写真を撮ってもらう時にも使えます。
旅行先やお店で、誰かに何かをお願いしたい時、ありますよね。そんな時に大活躍するのが、今回の「아/어 주세요」です。「写真を撮ってください」「これを読んでください」など、言いたいことがぐっと増えますよ。とても温かい響きのある表現なので、ぜひ覚えて使ってみてください。

このレッスンでできるようになること

  • 丁寧な口調で、誰かに何かをしてもらうようお願いできる
  • 旅行先で、店員さんや周りの人に助けを求められる
  • 「〜してくれる」という、誰かの親切を表す文も理解できる
高先生のひとこと
日本の学習者さんは、丁寧にお願いしようとして「부탁합니다」を使いがちですが、これは少し硬い表現なんです。個人に「〜してください」とお願いする時は、今日の「아/어 주세요」がずっと自然で、気持ちも伝わりますよ。カフェで「お水お願いします」は「물 좀 주세요」、「写真を撮ってください」は「사진 좀 찍어 주세요」です。この「좀(ちょっと)」を入れると、さらに柔らかい響きになります。

今日のシーン

ソウルのカフェで。旅行中のカナが、韓国人の友人スジンに話している。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

カナ: 와, 이 케이크 진짜 맛있어 보인다. 사진 찍고 싶어.
うわー、このケーキすごく美味しそう。写真撮りたいな。

スジン: 그러게. 예쁘다. 내가 찍어 줄까?
ほんとだね。きれい。私が撮ってあげようか?

カナ: 응! 그럼 부탁할게. 이쪽에서 찍어 주세요.
うん!じゃあお願い。こっちから撮ってください。

スジン: 알았어. 자, 하나, 둘, 셋!
わかった。はい、いち、に、さん!

カナ: 고마워! 잘 나왔다. 아, 스진아, 저기 창가 자리 비었다. 우리 저기로 자리 좀 옮겨 줄 수 있어?
ありがとう!よく撮れてる。あ、スジン、あそこの窓際の席、空いたよ。私たち、あっちに席をちょっと移してくれる?
「옮겨 줄 수 있어?」は「移して(くれて)もらえる?」という、友達同士の自然な依頼です。

スジン: 응? 아, 저기? 그래, 좋아.
え?あ、あそこ?うん、いいよ。

カナ: 미안, 짐이 많아서. 이것 좀 들어 주세요.
ごめん、荷物が多くて。これ、ちょっと持ってください。

スジン: 괜찮아. 이리 줘.
大丈夫だよ。こっちにちょうだい。

しくみ

「〜してください」「〜していただけますか」と、相手に何かを丁寧にお願いする時に使うのが「-아/어 주세요」です。動詞の語幹について、相手の行動を促す表現ですね。日本語の「〜してくれる」というニュアンスも含まれていて、相手への感謝や、やってもらって嬉しいという気持ちが自然にこもる、とても便利な言葉です。

作り方は、これまで学んだ「-아/어요」の時と同じルールです。動詞の語幹の最後の母音が「ㅏ」か「ㅗ」(陽母音)なら「아 주세요」を、「ㅏ, ㅗ」以外(陰母音)なら「어 주세요」をつけます。「하다」で終わる動詞は、お決まりの「해 주세요」に変わります。このルールはもう慣れましたか? 一緒に確かめていきましょう。

よく似た表現に「(名詞) + 주세요」がありますね。これは「〜をください」という意味で、物を直接頼む時に使います。「물 주세요(お水をください)」「김치 주세요(キムチをください)」のように。一方、今回学ぶ「-아/어 주세요」は、「写真を撮る」「席を替わる」といった「行動」をお願いする時に使います。「사진 찍어 주세요(写真を撮ってください)」「자리 바꿔 주세요(席を替わってください)」。この違いをしっかり区別できると、表現の幅がぐっと広がりますよ。

아/어 주세요 の作り方

動詞の語幹の最後の母音によって形が変わります。
1. 語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ の場合 → `아 주세요`
- 예) 가다 → 가 + 아 주세요 → 가 주세요 (行ってください)
- 예) 보다 → 보 + 아 주세요 → 봐 주세요 (見てください)
2. 語幹の最後の母音が ㅏ, ㅗ 以外の場合 → `어 주세요`
- 예) 먹다 → 먹 + 어 주세요 → 먹어 주세요 (食べてください)
- 예) 읽다 → 읽 + 어 주세요 → 읽어 주세요 (読んでください)
3. `하다` 動詞の場合 → `해 주세요`
- 예) 공부하다 → 공부해 주세요 (勉強してください)

使える例文

사진 좀 찍어 주세요.
写真、ちょっと撮ってください。
「좀」を入れると、より柔らかい響きになります。

천천히 말해 주세요.
ゆっくり話してください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

이거 한국어로 읽어 주세요.
これを韓国語で読んでください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

창문 좀 닫아 주세요.
窓を少し閉めてください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

내일 아침 7시에 전화해 주세요.
明日の朝7時に電話してください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

조금만 기다려 주세요.
少しだけ待ってください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

여기에 이름하고 주소를 써 주세요.
ここに名前と住所を書いてください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

이 한자를 설명해 주세요.
この漢字を説明してください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

소금을 조금만 넣어 주세요.
塩を少しだけ入れてください。
「주세요」は旅行の万能語。指差しと一緒に。

너무 매우니까 안 맵게 해 주세요.
とても辛いので、辛くなくしてください。
「맵다(辛い)」はㅂ変則活用なので「매워요」になります。依頼形も同じです。

似ている表現・つまずき

自然

사진 좀 찍어 주세요.
写真、ちょっと撮ってください。
個人に何かをしてほしいとお願いする時に、最も自然で丁寧な表現です。「〜してくれる」という親しみがこもります。

不自然・注意

参考

사진 촬영을 부탁합니다.
写真撮影をお願いします。
看板や案内放送で使われるような、非常に硬い表現です。日常会話で個人に頼む時に使うと、不自然で距離を感じさせてしまいます。

声に出して確認

練習 1. 空港で係員に「タクシーを呼んでください」と頼んでみましょう。

答えを見る

택시를 불러 주세요.
タクシーを呼んでください。

練習 2. 市場で店員さんに「少しだけ安くしてください」と頼んでみましょう。

答えを見る

조금만 깎아 주세요.
少しだけまけてください。

練習 3. 友人に「このカバン、ちょっと持っててください」と頼んでみましょう。

答えを見る

이 가방 좀 들어 주세요.
このカバン、ちょっと持ってください。

お疲れ様でした。「-아/어 주세요」が使えるようになると、韓国の人とのコミュニケーションがぐっとスムーズになりますよ。困った時、お願いしたい時、この表現を思い出してくださいね。さて、初級文法シリーズも次が最後です。最後まで一緒に頑張りましょう!

日記で使う
今日の形を、日記に1文だけ入れてみてください。書いた文が「なんとなく正しい」で終わらないように、またここへ戻ってこられます。
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