急な不調でも大丈夫。薬局で症状を伝えて薬を買う

旅行韓国語

急な不調でも大丈夫。薬局で症状を伝えて薬を買う

急な不調でも大丈夫。薬局で症状を伝えて薬を買う
韓国の薬局。緑の十字マークが目印です。
楽しい旅行中でも、急に頭が痛くなったり、お腹の調子が悪くなったりすることはありますよね。そんな時、言葉が通じないと不安になるかもしれません。でも大丈夫。このレッスンでは、韓国の薬局で自分の症状をきちんと伝えて、ぴったりの薬を手に入れるための会話を一緒に練習します。これで、もしもの時も安心ですよ。

このレッスンでできるようになること

  • 薬局で、自分の症状を簡単な韓国語で伝えられる
  • 頭痛薬や胃腸薬など、欲しい薬の種類を具体的に言える
  • 「いつ飲みますか?」など、薬の飲み方について簡単な質問ができる
高先生のひとこと
日本の生徒さんは、症状を伝えるときも「〜な感じがしまして…」と丁寧に、少し遠回しに話す傾向がありますね。でも薬局では、はっきりと「머리가 아파요(頭が痛いです)」のように言う方が、薬剤師さんも的確な薬を選びやすいんです。正確に伝えることが、ここでは一番の「親切」ですよ。一緒にストレートに伝える練習をしてみましょう。

今日のシーン

ソウルの薬局。旅行者が風邪気味で入ってくる。

会話を通して聞く
シーン全体の音声です。一度通して聞いてから、下の行を追いましょう。

薬剤師: 어서 오세요. 어떻게 오셨어요?
いらっしゃいませ。どうされましたか?

旅行者: 저... 감기약 좀 주세요.
あの…風邪薬をください。

薬剤師: 네. 증상이 어떠세요?
はい。症状はどのようですか?

旅行者: 목이 좀 아프고, 콧물도 나요.
喉が少し痛くて、鼻水も出ます。

薬剤師: 열은 없으시고요?
熱はないですか?

旅行者: 네, 열은 없는 것 같아요.
はい、熱はないと思います。

薬剤師: 알겠습니다. 이 약은 하루 세 번, 식사 후에 드세요.
わかりました。この薬は1日3回、食後に飲んでください。

旅行者: 네, 감사합니다. 얼마예요?
はい、ありがとうございます。いくらですか?

薬剤師: 오천 원입니다.
5000ウォンです。

旅行者: 여기요.
はい、どうぞ。

しくみ

韓国の街を歩いていると、緑色の大きな十字マークを掲げた「약국(ヤックク)」という看板をよく見かけます。これが薬局のサインです。処方箋がなくても買える一般医薬品がたくさんあり、薬剤師さんが常駐しているので、症状を相談しながら薬を選ぶことができます。旅行者にとっても、とても心強い場所です。

まず、一番大事な「どこが痛いか」を伝える表現から覚えましょう。基本の形は「(体の部位)+ 이/가 아파요(イ/ガ アパヨ)」です。日本語の「〜が痛いです」と全く同じ構造なので、単語を入れ替えるだけで応用できます。例えば、「頭」は「머리(モリ)」なので「머리가 아파요」、「お腹」は「배(ペ)」なので「배가 아파요」となります。パッチムのある「목(モク、首・喉)」の場合は、「목이 아파요」のように「이」を使います。

痛み以外の症状、例えば「熱が出る」「咳が出る」「鼻水が出る」なども伝えられると、より正確に状態を説明できますね。「열이 나요(ヨリ ナヨ、熱が出ます)」、「기침이 나요(キチミ ナヨ、咳が出ます)」、「콧물이 나요(コンムリ ナヨ、鼻水が出ます)」といった表現もセットで覚えておくと便利です。「〜나요」は「〜出ます」というニュアンスで、症状が現れたことを示すのによく使われます。

欲しい薬の種類がはっきりしている場合は、「(薬の種類)+ 좀 주세요(チョム チュセヨ)」でお願いできます。「좀」は「ちょっと」という意味ですが、命令形を和らげる丁寧なニュアンスで使われます。「頭痛薬」なら「두통약(トゥトンヤク)」、「消化剤」なら「소화제(ソファジェ)」、「風邪薬」なら「감기약(カムギヤク)」です。例えば、「두통약 좀 주세요」と言えば、すぐに頭痛薬を出してもらえますよ。

【文化のひとこと】 韓国の薬局で薬を買うと、薬剤師さんから「식사하셨어요?(シクサハショッソヨ?、食事はされましたか?)」と聞かれることがよくあります。これは単なる挨拶ではなく、「薬を食前と食後のどちらに飲むべきか」を判断するための大切な質問です。韓国では、人と人との距離が近く、このように体調を気遣う温かい言葉をかけてくれる場面が多いんですよ。

症状を伝える基本形「〜が痛いです」

「(体の部位) + 이/가 아파요」の形で、「〜が痛いです」と伝えることができます。体の部位の単語の最後にパッチムがなければ「가 아파요」、パッチムがあれば「이 아파요」をつけます。
例:머리 (パッチムなし) → 머리가 아파요 (頭が痛いです) / 목 (パッチムあり) → 목이 아파요 (喉が痛いです)

薬をお願いする基本形「〜をください」

「(薬の名前) + 좀 주세요」の形で、「〜をください」と丁寧にお願いできます。「좀(チョム)」は「少し」という意味ですが、依頼の表現を柔らかくするクッション言葉として非常によく使われます。これがあるだけで、ぐっと自然な韓国語に聞こえます。
例:감기약 (風邪薬) → 감기약 좀 주세요 (風邪薬をください)

使える例文

머리가 너무 아파요.
頭がとても痛いです。
「너무」は「とても、すごく」という意味の副詞です。

어제부터 배가 아팠어요.
昨日からお腹が痛かったです。
過去形「-았/었어요」を使って、いつから痛いかを伝えています。

소화제 있어요?
消化剤はありますか?
「있어요?」で在庫があるか尋ねる表現です。

기침은 안 해요.
咳はしません(出ていません)。
「안」を使って否定形にしています。

열이 조금 나는 것 같아요.
熱が少しあるようです。
「-는 것 같아요」で「〜のようです」という推測の表現になります。

이 약은 어떻게 먹어요?
この薬はどうやって飲みますか?
「어떻게(どうやって)」で方法を尋ねる疑問文です。

식사 후에 먹어야 해요?
食後に飲まなければなりませんか?
「-아야/어야 해요」で「〜しなければなりませんか」という義務や必要性を尋ねます。

두통약 하나 주세요.
頭痛薬をひとつください。
「하나」は固有数詞の「ひとつ」です。

목이 아플 때 먹는 약을 찾고 있어요.
喉が痛い時に飲む薬を探しています。
「-을/ㄹ 때」は「〜の時」。「찾고 있어요」は「探しています」という現在進行形です。

似ている表現・つまずき

自然

머리가 아파요.
頭が痛いです。
症状を伝える最も自然で一般的な表現です。「体の部位+이/가 아파요」の形で覚えましょう。

不自然・注意

参考

머리의 아픔이 있어요.
頭の痛みがあります。
日本語の「〜があります」をそのまま直訳した形で、韓国語では使いません。とても硬く、不自然に聞こえてしまいます。シンプルに「아파요」を使いましょう。

声に出して確認

練習 1. 「お腹が痛いです。消化剤をください」と伝えてみましょう。

答えを見る

배가 아파요. 소화제 좀 주세요.
お腹が痛いです。消化剤をください。

練習 2. 「熱はなくて、咳が出ます」と症状を説明してみましょう。

答えを見る

열은 없고, 기침이 나요.
熱はなくて、咳が出ます。

練習 3. 薬剤師に「この薬はいつ飲みますか?」と質問してみましょう。

答えを見る

이 약은 언제 먹어요?
この薬はいつ飲みますか?

これで薬局でも安心して症状を伝えられますね。今回学んだ表現は、旅行中の「もしも」の時にきっと役立ちます。さて、 次は「K‑POPコンサート/ファンミで使う必須フレーズ」へ続きます。

出発前に
会話音声を通して1回、自分の声で2回。文法が気になったら初級へ戻れます。
初級文法20課旅行20シーン

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