教室便り_26年3月10日
テキストの外へ歩き出した、西日本1週間の旅
こんにちは、房総韓国語教室の高(コ)です。
いよいよ3月ですね。 私は予想通り、今年も花粉症と共に一ヶ月をスタートさせました。
最近は毎日、普段の半分くらいのエネルギーで、まるでフィルターが重なったような「ぼんやりした体調」で過ごしています。
以前ならこの時期は、花粉から逃れるために韓国や沖縄へ旅立っていたところですが、今年は千葉に留まり、大きな欲は出さずに溜まっていた荷物の整理をしたり、開発中の適性診断アプリを整えたり、なかなか会えなかった方々に会ったりと、「回復と整理の時間」に充てています。
先月の2月末から3月初めにかけての一週間は、西日本を巡ってきました。
福岡を起点に、北九州、広島、大阪、京都、そして東京へと戻る長い旅路でした。

今回の旅を通じて改めて感じたのは、日本は本当に「大きくて長い」国だということです。
20年近く翻訳家として活動し、日本の数多くの地域をテキストで紹介し、地図上では眺めてきましたが、実際にその土地を踏み、そこの空気を吸う経験は、次元の違う感動をくれました。
テキストが実際の風景として生き生きと動き出すのを見て、やはり「知識」よりも大切なのは「経験」であるという真理を、改めて噛み締めることができました。
福岡で見つけた「韓国」と、新しいアイテムを獲得
日程の半分は福岡で過ごしました。
今の福岡は、まさに言葉通り「韓国」そのものでした。
デパート、レストラン、公園、どこへ行っても韓国語が聞こえ、彼らを顧客として迎え入れようとする日本市場の動きも非常に熱いものでした。
私も毎日、様々な業界の方々とビジネスミーティングを行いましたが、韓国の方々はカスタマーとしても非常に魅力的な存在になっているようです。

特に興味深かったのは、結婚相談所の方々とのミーティングでした。
最近、日本の結婚相談所への韓国人登録者が急増しており、彼らのための通訳サービスやカスタマイズされたイベントに力を入れている様子がとても印象的でした。
時代は確実に変わっているのだと実感します。
そして、今回の旅では韓国から来た家族にも会い、とても貴重なアイテムを手に入れました。
私が授業でよく使っている「質問カード」の新しいバージョンです。(笑)

このカードは単に単語を覚えるための道具ではありません。
皆さんの内面に眠っている「本当の物語」を引き出す魔法の鍵になるはずです。
学習者の目的やレベルに合わせて投げかけるこれらの質問が、皆さんの韓国語や人生をどれほど豊かにしてくれるか、今からとても楽しみです。
4月からは、より深まった質問たちと共に、皆さんをお待ちしています。
語学は「勉強」ではなく「空気」
語学は「勉強」だと考える瞬間、心が重くなってしまいます。
代わりに、私たちが毎日吸っている「空気」のように、自然に生活に染み込ませてください。
韓国ドラマを観たり、音楽を聴いたり、拙い文章でもその日の感情を日記に残したりしているうちに、いつの間にか韓国語は皆さんの「道具」を超えた「自分の言葉」になっているはずです。
もちろん、これまで勉強したことをたくさん忘れてしまっていても、全然大丈夫ですよ。
空気のように、また何度でも吸い込めばいいんですから。
次の授業でまたお会いできる日を楽しみにしています。


